まぁ、おかげさまで仕事も含めて色々と溜まってた用件が、ようやっと解消されそうです。
多分、今月末には全て清算されてる…はず。
長かったなー。
それなりに用事が詰まってたけど、ポコポコと隙が出来たひと月でもあったので、コレでもか!っつーくらいに映画を見てきましたですよ。(自分内比)
そして、映画を見に行きまくって判ったことといえば!
109シネマズ>
TOHOシネマズ≧
MOVIX≧
ワーナーマイカルだなぁ、と。>シネコンの居心地&使い易さ
他所のシネコンに行って実感する109シネマズの良さ。
東急がんばれ東急。
これで、持込用食糧でチュロスを売ってくれれば最強ですよ。
好きなものは何度でも反芻するように観るので、同じものも結構観ました。
結局夏の間に観た映画は
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ROOKIES:4回
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スタトレ:1回
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アマルフィ:1回
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HACHI:4回
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ディケイド&シンケンジャー:4回
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ヱヴァ 破:5回
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サマーウォーズ:3回
好物は飽きるまで食う! ソレが自分の中のジャスティス。
下2つはまだやってるから、機会があったらまだまだ観るよ!!
というわけで、感想をダラダラと。
■アマルフィ
なんだか『ホワイトアウト』っぽーい。(構成というか雰囲気が)
と思ったら、本当に原作者が同じだった…。
そして監督は『県庁の星』の人。
嗚呼…なんていうか、とても織田裕二な…。
良くも悪くも、フジの映画だなぁ…と。
カネはかかってるっぽいけど。
戸田恵梨香は可愛い。
っていうか、好み。
水野美紀の若い頃みたい。
話の構成上、狂言回しとして仕方がないんだろうけど、ヒロイン(?)の天海祐希の役が馬鹿女入ってるのがちょっと悲しい。
そこがなんか、観ててモニョモニョ…。
あと、キャスティング的に佐藤浩市は出オチなんじゃないのかと。
昭和でいうなら、高峰三枝子的な意味で。
って、何か文句ばっかりだけど、悪くはない。
色々ともったいない感じのする映画ですた。
■HACHI(吹き替え版)
字幕版で「?」となったところの補完が出来ました。
やはり、なっち訳のせい…?>字幕版
先に何度も字幕版を何度も見ていたせいか、ギア=北大路欣也の声に違和感が…。
その代わり、危惧していた妻役の真矢みきと娘役の女子アナが案外悪くなかった。
■ディケイド&シンケンジャー
『シンケンジャー』は、本編25分やそこらって、みじかっ!
テレビなら2話構成くらいになりそうな話を1話分に短縮!って感じの濃い内容。
走り抜けるように、畳み掛けるように物語が展開していくので、せめて90分とはいわないけど、40〜50分くらいは欲しかったかなぁ、と。
外道衆の「水切れ」の設定って巧いなぁ、と改めて認識。
コレがあるおかげで、敵味方両方、作戦タイムが練れるのがイイね!
思いついた人、ぐっじょぶ。
知恵…というか、持てる力を出し切って戦う、ってのがイイ。
たとえおバカ作戦であろうとも。
敵の大将役の大和田伸也のアテレコが、あまりにナチュラルに嵌っててビックリ。
声優もこなしてる人だとは知らなかった…。
凄いなぁ、上手いなぁ。
上手いといえば、やっぱレッドの中の人ってのはスーツアクターでもエース級とかなんですかね?
馬上アクションやワイヤーアクションでの体のバランス具合がハンパネェ感じ。(一番不安な印象なのはイエロー)
いつも同じ人が入ってるのかな? それとも場によっては違う人?
殺陣もいつもレッドが一番かっこよくキメてるんだよなぁ。
『GARO』みたいに、メイキングでの殺陣の練習風景とか観てみたい…。
『シンケン』は3D効果ver.もあったわけだけど、アレに何の意味があったのかはちょっとビミョー…。
奥行きは確かに感じられたけど、うーん…。
敵の武器も味方の新しい
玩具武器も飛び出す風だったので、そこで効果的に見せたかったのかな???
アレ、もうちょっと正面からこう、画面から飛び出てきて、観てる方が思わず避けちゃうような感じにしてくれればなぁ。
ていうか、『シンケン』は相変わらず玩具になる物のデザインが…。
頑張ってよ、バンダイ…。
EDは色々と楽しかったので、ソフト化されたらコマ送りで観ようっと。
源太が「6人!」て必死に割り込もうとしてるのも微笑ましかったですよ。
んで、『ディケイド』。
実は、個人的な一番の見所が、士の実家として使われている洋館だったという…。
ここ! ここのデザイン最高!!!(* ゚∀゚)=3
建築萌え属性のある人間としては、かなりタマラン感じ。
何度エンドロールを見てロケ地を確かめようとしても、全然どこか判らない。
ネットで探してみたら、山中湖畔の貸しスタジオだとか?
てっきり、パーティ用別荘とかレンタルできるレストランなんかかと思った…。
いいなー、あそこ。マジで行って見たい。
玄関の作りとか、すんごい好みなんだよ〜。
でも何処なのかわからない…。
…これはアレか、
鳩山会館だの
小笠原伯爵邸だのへ行って、飢えを紛らわせてこいということか!
ああ、でも建築様式が違う!! どうしろと!
ああ、そうだ、映画映画。
今見ると、当時キモーと思っていたBLACKのデザインがカッコヨク見える件について。
ZXとか、全然ヨユーで今も通じるYO!(それは多分、平成のデザインで見慣れたからこそのような気もするけど…)
てか、V3の色味の軽さとストロンガーのバランスの悪さとXのガワ素材感のショボさが気になる以外は、結構見れたなと。
スーパー1も何気にアリなんじゃないかと。
まぁ、時代を超えて一番可愛いのはアマゾンなんですけどね。
デザインちうか、格好スゲェ!と思ったのが、大首領のときの士。
なんつーか、リアル「るーみっく」キャラだ!! …と思った。
顔立ちのせいもあるんだろうけど、あの髪型といい衣装といい雰囲気といい、これ以上無いってくらいにものっそい「るーみっく」。
凄いや、井上正大!(あと、スタイリスト)
って、なんか造形の話ばかり…。
内容はまぁ、お祭り映画なんでー…。
あ、大神官ビシュムの衣装も好き。
本編の感想ではないけれど、いつでもどこでも『ディケイド』でドラマパートになると、途端に観客のお子様達の集中力が途切れてて、ちょっと笑った。
酷い子になると「まだ帰らないの?」って、おいおい。(始まって10分くらいの最初のドラマパートで)
バトルシーンになると、おとなしく観てるのになぁ。
「短いのにちょっと詰め込みすぎなんじゃ…?」と思っていた『シンケンジャー』は逆に皆さん最初から最後まで集中して観てたので、お子様にはこれくらいの方がちょうど良かったのかも?
「オトナでも観れる子供向け」も結構だけど、やっぱメイン観客はお子様たちだしな!
そういえば、Gacktさんは平成の京本政樹になっちゃうのでしょうか…。
■サマーウォーズ
神木きゅんの声が、子役上がりの声質が好きな自分には、かなりのストライク。
あの、ちょっとカスれる感じがイイなー。
あと、谷村美月ちゃんのカズマも良かった。
絵面自体はフラットなつくりなのに奥行きの感じる画面構成が細田だよな〜、とニヤニヤしながら見てました。
細田の画面、好き。
いかにも日本ぽいセンス。
なんつうの? 浮世絵みたいな空間づくり。
親戚づきあいって確かにあんな感じだよなー、と見てて懐かしく思いましたですよ。
うちも母が8人兄弟、父が7人兄弟で、帰省するとあんな感じだったから。
どっちの実家も広いから、みんな夏休み冬休みいつも親の実家に一斉に帰省して、従兄弟はみんなライオンや狼の子みたいに団子になって一緒に育ってたし。
そんで、テレビはいつも甲子園映してて(笑)。
わずらわしいけど、あったかくて面白い。>親戚づきあい
今はもう祖父母も亡くなってしまって、そんなことも無いけれど。
物語前半の積み重ねと、後半の怒涛の畳み掛けが凄いなーと。
てか、後半はちょっとやりすぎなんじゃないかと思うくらい(笑)。
会社で総務のおねーさまが「終わったと思ったらまだ終わらなくて、ソレが何回もあって疲れた」という感想もわからなくはなかったり。
でも、脚本の突っ込みどころもオチのベタさも含めて、最後まで見せさせようとする力技具合がやっぱ凄いなと。>細田
ちらほらと「『
ぼくらのウォーゲーム』のリビルドなんじゃね?」という意見を見ますんで、良い機会だから『ぼくらのウォーゲーム』をその内見てみようかと思いまする。
『ウォーゲーム』も当時から評価高かったよね。
『HACHI』の日本での公開が終わっちゃったのが残念で仕方ありませぬ。
あれ、作品の雰囲気的には、夏休み映画というよりクリスマス映画の方だと思うので。
欧米ではこれから公開なんだよね。
犬好きの人たちの間では海外でもHACHIKOってのは有名みたいなんで、どう観てもらえるのかアチラの感想が楽しみですよ。